【乗り物の… (季語) 秋暑し】  乗り物の子に振る手みな秋暑し 子ども遊園地のジェットコースターは結構怖いので苦手であった。 一度、水族館に併設されている遊園地にひと家族と一緒に行った時、子ども達が乗りたがるので父親が頭の大きな男の子を抱き記念撮影のため私も同乗した。 スナップを撮るため一番前に座り出発してからゴトングーとせり上がる時を何カットか撮影した。 実は、この後ろ向き撮影ですでに恐怖感を感じてしまい、アッと慌てて前を見た時は、レールも何も視界に無く、まるで滝壺の空中へ放り投げ出されたようになった訳である。 今になってトラウマになった理由がイメージ再現で解った次第で、結婚後に甥っ子姪っ子と乗る機会があった時は、『下から撮ってあげるから…』なんて言って誤魔化してしまった。 有り難いことに、ほぼ同時に父と母も、遊園地で飛行機に乗る私に向かって、下から手を振ってくれている笑顔まで再現されくっきり見えて来たのである。 ～時候～分類へ ～秋暑し～例句集へ [感想を書く] [最新順][古い順] 感想はありません ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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