私の好きな季語と『私の俳句』

【まだ若き… (季語) 夏の海】
まだ若き… (季語) 夏の海



まだ若き養父母はしゃぐ夏の海



まだ私が自分の名前を漢字で書くことも知らなかった幼い頃、私の両親は、急に海に連れて行ってくれた事がある。

私も初めての海だったし、両親にとっても、須磨の海は初めてだったように見えた。

たぶん、私に海を見せてやろうかな…とでも思ったのだろう。

須磨の海を初めて見て『わぁ怖いわ〜』と言うと、父が言った。『折角やから浸かって帰るか?』と言って3人で浜辺に降りて行った。

初めて海に浸かってただジッとして波に足を取られないように踏ん張っているだけの私を見かねた両親は、『あんまり人も居らんし一緒に浸かって帰るか!』と私を洋服番にして下着だけになって海へ行ったのである。

父はクロールで母は平泳ぎだった。
ほかの人たちは水着を着ているのに何だか全然違う二人が恥ずかしかったが、二人はお構い無しで泳ぐ楽しさを見せようとしていた。



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例句集〜夏の湖




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