マエストロ文学

第六章:再来

しばらくして
ライブ会場に着いた

心地よい熱気が彼を包んだ

バックグラウンドミュージックと共に
マエ○トロのメンバーが続々と

ステージ上に上がる
まだライトは当たらないので
顔はわからない

しかし
彼は嬉しかった
現実は戻ってくれて
友達の演奏が聴けて

だがしかしどこかに残る
不思議な感覚

彼はどこかで


まだ終わりは来ていない


と叫ぶ声が聞こえた



不思議な感覚は
どことない焦燥感へと姿を変えている


早く始まってくれ


彼はそう思った
その感覚から逃れるために


だがしかし
予想は現実となった

ステージに立っていたのは


あの

ヒロディだった



彼は
驚いた
そして
また嫌な予感が浮かんだ



メンバーを見る


予想は当たっていた



シマリスがキーボード
ウマとサルがギター
カッパがベース
そして
マッシュルームがドラム

のところにいた



なぜこんなことになってしまったんだろう

そしてなぜ
俺にしかわからないようなことばかり起こるのだろう

メンバー全員が
俺が似ていると思った
動物に変身している

そして思った
俺ももしかしたら



変身



しているのかも、と


彼は思った

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