4/6ページ目 ◆ 敬老の日 ◆ 9》行事 2002年以前は毎年9月15日でした。 敬老の日とて何祝ぐこともなし 石塚友二 敬老日の腰紐しかと結びけり 鈴木真砂女 隣より祝電の来し敬老の日 佐藤重子 敬老日猫の土足を拭いてゐし 鳥居おさむ 敬老といふ日の海を見にゆけり 長谷川双魚 敬老の日の給食の鮪鮨 角川源義 着膨れて敬老の日の俄寒 水原秋桜子 敬老日つねは忘れてゐし齢 長屋せい子 敬老の日や句敵はみな鬼籍 小路紫峡 敬老の日のこともなく暮れにけり 太田蔵之助 敬老の日や青柿は熟れゆくのみ 瀧 春一 患者より医者いたはられ敬老日 築城百々平 盲導犬共に祝がるる敬老日 小坂かしを 野の花をつば先に差し敬老日 岩波千代美 ジヤズを聴く指はづみをり敬老日 杉本 寛 七人の敵ことごとく敬老日 林 祐子 とかとんと金槌振ふ敬老日 高澤良一 古釘を伸ばしては打つ敬老日 松倉ゆずる 手枕のあと高枕敬老日 鳥居おさむ 敬老の日の昼食の海老フライ 波切虹洋 敬老の日芙蓉の空の濁れども 殿村莵絲子 理髪屋の鏡のなかの敬老日 永井友二郎 老杉の実のあをあをと敬老日 鍵和田ゆう子 衣被むく敬老の日の父と 皆川白陀 饅頭の片割れ包む敬老日 松山足羽 おしろいを咲かせ老人の日なりとぞ 山口青邨 日もすがら山葵の根分け老人の日 沢木欣一 暮れそめし老人の日の菜をきざむ 荻野暁江 老人の日の自祝かなむかご飯 及川 貞 老人の日や晩燕の数ふえて 百合山羽公 老人の日よ晩学の書架貧し 馬場移山子 老人の日喪服作らむと妻が言へり 草間時彦 ◆ 秋場所 ◆ 910》行事 秋場所もなか日過ぎたり夜の雨 三宅応人 秋場所の風のひだるき初日かな 星野麥丘人 猫だましと言う手もありて九月場所 波多野寿子 秋場所や稽古の甲斐をかくは見せ 久保田万太郎 秋場所や退かぬ暑さの人いきれ 久保田万太郎 〜敬老の日〜より私の好きな季語と私の俳句 ご感想もよろしくお願いします。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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