10/12ページ目 ◆ 西瓜 ◆ 789》植物 西瓜売りにゆく夏帽がへらへらす 中島南北 西瓜食べながら語れるほどの恋 長山あや 拡大鏡で聖書をおさへ西瓜喰ふ 田川飛旅子 西瓜割れば足早蟻のふれ廻る 殿村菟絲子 西瓜切るぐるりを子等に囲まれて 羽生大雪 盆の路地小さき西瓜を提げ戻る 行方克己 浮いてゐし西瓜の何と重きこと 菅谷たけし 知らぬ子の顔も並んで西瓜切る 谷山ちさと まんまろき月のあがりし西瓜番 富安風生 西瓜食ぶ海のにほひのレストラン 北川みよ子 西瓜食べてみな正直に齢を言ふ 中村明子 投げ出されたやうな西瓜が太つて行く 尾崎放哉 ▲俳句画像.jpg 試に西瓜おとさん山の淵 立花北枝 西瓜切るすぐに帰るといふ人に 西村和子 人の死や西瓜の皮を鯉つつく 小澤 實 西瓜喰ふまだ机なき兄妹 小川軽舟 ▲俳句画像.jpg 西瓜切るや家に水気と色あふれ 西東三鬼 瓜西瓜ねんねんころりころり哉 小林一茶 ▲俳句画像.jpg 一口に歯かたゆゝしき西瓜哉 森鴎外 人顔の西瓜提灯ともし行く 高浜虚子 君来ばと西瓜抱えて待つ夜かな 正岡子規 朝市や島よりつきし西瓜舟 岡田一峰 桃売の西瓜食ひ居る木陰哉 正岡子規 〜西瓜〜より私の好きな季語と私の俳句 ご感想もよろしくお願いします。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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