9/12ページ目 ◆ 花魁草 ◆ 〜おいらんそう〜 789》植物 花魁草倒れ伏したり草の上 伊藤鴎二 花魁草外人墓地に咲きいでし 岡本 眸 宵闇の花魁草の紅深め 竹田 節 立ち止り花魁草を男見る 原山英士 射的場の灯のおよびたる花魁草 矢野典子 花魁草甲斐山中の一軒湯 岡田日郎 花期ながきこともあはれや花魁草 堀 葦男 民宿の花魁草の厚化粧 後藤比奈夫 夏蝶や花魁草にばかり来る 阿部みどり女 花魁草供花のひとつに加へけり 村本畔秀 黒揚羽花魁草にかけり来る 高浜虚子 袈裟がけに花魁草に蛇の衣 富安風生 花魁草ぶぶ漬のぶぶたつぷりと 橋本榮治 めぐる蛾も花魁草も暮れにけり 西岡荘人 落ちてゐる花魁草の簪かな 松藤夏山 ※簪 かんざし 二度咲のあはれに濃くて花魁草 菅 裸馬 はなせゝり花魁草にばかりゐる 川俣京甫 昼の日の炎ゆるに燃ゆる花魁草 臼田亜浪 黒揚羽花魁草にかけり来る 高浜虚子 絵に賭けた無頼ぞ一期花魁草 森 洋彦 花魁草剪れば即老いにけり 原 月舟 切りたての花魁草に盆の風 蓬田紀枝子 花魁草一村朽ちて風の中 関戸靖子 真昼間の花魁草の影とゐる 後藤比奈夫 〜残暑〜より私の好きな季語と私の俳句 ご感想もよろしくお願いします。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |