4/12ページ目 ◆鬼灯 ほおずき◆ 78》植物 鬼灯の一心の朱に立ち止まる 北原志満子 鬼灯の枯れし網目の中に珠 横山房子 鬼灯の祭の色になつてゐし 後藤比奈夫 鬼灯の色にゆるむや畑の縄 井上井月 さきがけて鬼灯出でし浪花かな 岩城久治 鬼灯に色さしている温泉のほとり 辻本穆村 朝市の赤き鬼灯買ひにけり 木暮剛平 鬼灯も乙女も雨をいとひけり 石田波郷 少年に鬼灯くるる少女かな 高野素十 鬼灯を揉みゐて子なきこと言はず 前内木耳 鬼灯の色づきゐたる子安神 森 澄雄 鬼灯やしやがめば灯る幼き日 本澤晴子 鬼灯の水にほひたつ浅草寺 杉山青風 雨粒をつけて鬼灯売られけり 山川与志美 鬼灯や清原の女が生き写し 蕪村 鬼灯をならす来世もまた女 中島四季 鬼灯は実も葉もからも紅葉かな 芭蕉 鬼灯も少女も雨をはじきけり 石田波郷 鬼灯の朱いそぐなり真菰編み 石田波郷 鬼灯のからをみつつや蝉のから 其角 鬼灯の仲居が口に忙しき 森鴎外 朝寒や鬼灯のこる草の中 芥川龍之介 鬼灯の虫喰穴も些事ならず 飯島晴子 鬼灯の口つきを姉が指南哉 一茶(58) 〜鬼灯〜より私の好きな季語と私の俳句 ご感想もよろしくお願いします。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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