2/12ページ目 ◆ 仙人掌の花 さぼてんのはな ◆ 6789》植物 仙人掌の棘ににつかぬ花赤し 渡辺寿栄子 金鯱と云ふ仙人掌の花おそし 荒谷来城 仙人掌の花に日暮や海の駅 広瀬一朗 スコールに仙人掌の花すぐ乾き 嶋田一歩 仙人掌の花の中より大遺跡 天岡宇津彦 日本海へ巌の仙人掌花弾き 奥村直女 病変の夜や仙人掌の一夜花 石田あき子 仙人掌の花の孤独を持ち帰る 上田日差子 仙人掌の花のねむたさ海うごく 甲田鐘一路 サボテンの指のさきざき花垂れぬ 篠原鳳作 〜花仙人掌〜より私の好きな季語と私の俳句 ご感想もよろしくお願いします。 ◆ 泡立草 あわだちそう ◆ 789》植物 泡立草くらくら晴るる丘の上 上野美智子 忘れゐし空地黄となす泡立草 山口波津女 火葬場のけむりに靡き泡立草 鷹羽狩行 胸中に嘘あたためて泡立草 青柳志解樹 大利根の曲れば曲る泡立草 角川照子 風遊ぶ休耕田の泡立草 土屋みね子 遠来の客へ総立ち泡立草 川島芳江 万歩計泡立草を見て帰る 吉田ひろし 湖西線背高泡立草に延び 京極杞陽 〜泡立草〜より私の好きな季語と私の俳句 ご感想もよろしくお願いします。 ◆ 独活の花 うどのはな◆ 789》植物 啄木の墓に獅子独活花かざす 金子伊昔紅 独活の花とは大きくて淋しくて 榊原弘子 独活の花雨とりとめもなかりけり 古舘曹人 草原の起伏に独活の花は枯れ 橋本鶏二 バス囃す小わっぱどもや独活の花 富安風生 隆起して神の山なる独活の花 進藤一考 子を連れて畑に出るや独活の花 森川光郎 岐れ路のいづれも寺へ独活の花 吉田垢童 人妻の突つかけ下駄や独活の花 清水基吉 花独活に渓の日照の激しさよ 石川雷児 独活の花白し淙々と水流る 山口青邨 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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