1/12ﾍﾟｰｼﾞ目 ◆ 月下美人 ◆ ７８９10》植物 月下美人呼ぶ人来ねば周章(しゅうしょう)す 中村汀女 月下美人羽を重ねて開きけり 野澤節子 暁惜しむ月下美人の花三つ 岡本佐和子 月下美人のロビーにひらく知らせあり 田中芙美 寝惜みて月下美人を描きつづく 下村非文 妖と開き煌と香りぬ月下美人 楠本憲吉 旅のばす月下美人にあはむため 朝倉和江 月下美人待つ灯をほそめ声ひそめ 大東晶子 月下美人ひらく重さに揺れにけり 多武保和子 萎えにけり月下美人の名に疲れ 大橋敦子 人の世と月下美人の夜を重ね 粟津松彩子 灯を消して月下美人と別れけり 松崎鉄之介 匂ふとき月下美人として開花 稲畑汀子 下町に月下美人の騒ぎあり 柿本多映 月下美人たまゆらの香の満ちにけり 深見けん二 明日ありや月下美人に明日ありや 鷹羽狩行 月下美人膾(なます)になつて了ひけり 阿波野青畝 月下美人あしたに伏して命あり 阿部みどり女 月下美人力かぎりに更けにけり 阿部みどり女 ～月下美人～より私の好きな季語と私の俳句 ご感想もよろしくお願いします。 [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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