5/5ページ目 ◆ 地蔵盆 ◆ 8/23 24 25》行事 数珠廻す子らも減りたる地蔵盆 竹田幸子 ▲俳句画像.jpg 地蔵会や線香燃ゆる草の中 高浜虚子 笹立てて嵯峨の辻々地蔵盆 鈴鹿野風呂 柳川は水辺水辺の地蔵盆 江口竹亭 引き菓子の落雁甘く地蔵盆 大野すみ 地蔵盆木の根に赤子置かれある 黛 執 地蔵盆よりあたらしき子らの箸 能村登四郎 わが燭の遅れ加はる地蔵盆 橋本多佳子 草焼きて道現はるる地蔵盆 山下 実 両の手の吾が子よその子地蔵盆 宮城きよなみ さまよへるちさき螢や地蔵盆 五十崎古郷 地蔵盆子供の陣地暮れ残り 西村和子 知らぬ子に紅さしてやる地蔵盆 林 佑子 ▲俳句画像.jpg 艀まで灯の届きたる地蔵盆 中村石秋 地蔵盆負ふ児曳く児に蛍籠 飯田蛇笏 色町の名残の小露地地蔵盆 毛塚静枝 茶畠に提灯吊りぬ地蔵盆 大峯あきら 湖の子の肩揚げ深き地蔵盆 能村登四郎 あたらしき下駄のうれしき地蔵盆 岸風三樓 ▲俳句画像.jpg 地蔵盆過ぎたる機の音なりけり 安住 敦 ◆ 盆踊り ◆ 8》行事 予定表欄外に書く盆踊 楢原清子 狛犬に犬を預けて盆踊 平上昌子 踊の灯幾つも見つつ北へ汽車 岡田飛鳥子 満潮に踊の足をあらひけり 森鴎外 いくたびも月にのけぞる踊かな 加藤三七子 足もとに波のきてゐる踊かな 五十嵐播水 ひとところ暗きを過ぐる踊の輪 橋本多佳子 あと戻り多き踊にして進む 中原道夫 人の世のかなしきうたを踊るなり 長谷川素逝 月の出て渚近づく踊唄 岸田稚魚 島びとの血の濃き顔よ踊唄 長谷川閑乙 山国の聞けば淋しき踊唄 稲畑汀子 踊子の帰り来ぬ夜やきりぎりす 内藤丈草 親ならば見よ踊子の袖の鈴 立花北枝 づかづかと来て踊子にささやける 高野素十 〜地蔵盆/盆踊〜より私の好きな季語と私の俳句 ご感想もよろしくお願いします。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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