4/5ページ目 ◆ 花火 ◆ 78》生活 手花火の香の沁むばかり夜の秋 中村汀女 暗く暑く大群衆と花火待つ 西東三鬼 すれ違ふ人に湯の香や揚花火 黛まどか 遠き闇終の花火と知らず待つ 野沢節子 火のやうな月の出花火打ち終る 石橋秀野 花火屑おしろい花に掃き寄せて 細見綾子 手花火を命継ぐ如燃やすなり 石田波郷 当直医遅き餉をとり花火の夜 馬場駿吉 海女の鶏波止にあそべり昼花火 福永耕二 空に月のこして花火了りけり 久保田万太郎 音もなし松の梢の遠花火 正岡子規 ▲俳句画像.jpg 遠花火この家を出し姉妹 阿波野青畝 ▲俳句画像.jpg 花火せよ淀の御茶屋の夕月夜 与謝蕪村 看下すや麓の村の揚花火 会津八一 窓あけて星に驚く花火かな 会津八一 死にし人別れし人や遠花火 鈴木真砂女 手向くるに似たりひとりの手花火は 馬場移公子 揚花火二階灯してすぐ消して 長谷川かな女 花火遠く木隠の星見ゆるなり 泉 鏡花 舟に舟寄せて手花火わかちけり 永井龍男 ▲俳句画像.jpg 〜揚花火〜より私の好きな季語と私の俳句 ご感想もよろしくお願いします。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |