5/6ページ目 ◆ 秋の声 ◆ 89》天文 岩走る水しろじろと秋の声 小倉虹男 斑猫もまぎるる白砂秋の声 田中水桜 寺掃けば日に〜ふかし秋の声 中川宋淵 打ち寄する渚に秋の声すなり 田原砂子 大銀杏見上げてをれば秋の声 本田洋子 松籟の止みたるよりの秋の声 上野 泰 老い父母に間遠に昏れる秋の声 落合よう子 水音を秋の声とし奥信濃 鈴木真砂女 亀の首伸びきつて聴く秋の声 大西一冬 北上の渡頭に立てば秋の声 山口青邨 秋の声大門に来て聞かむかな 大橋敦子 秋の声千年杉の梢より 田村恵子 灯を消して夜を深うしぬ秋の声 村上鬼城 秋の声母船のごとく帰る家 中山玲子 鍬一打土より起こす秋の声 市川紫苑 かづら橋渡る悲鳴も秋の声 松倉ゆずる 聞き耳を立てしが秋の声ならず 相生垣瓜人 セザンヌの筆の余白に秋の声 岡田貞峰 秋の声正倉院の封解けば 越智協子 土掘れば鳴かぬ虫にも秋の声 永田市平 良寛のいろは文字より秋の声 鷲見 梅 鶏が土俵にあがる秋の聲 佐々木六戈 みそぎして寄せくる秋の声きかん 中 勘助 寐て遠く聞や踊も秋の声 素外 家に人なく人に家なし秋の声 成美 芦の温泉の石に精あり秋の声 巴人 帛を裂く琵琶の流や秋の声 蕪村 骨きえて兜に残る秋の声 樗良 万灯の一灯吾が灯秋の声 関口ふさの 貝がらやむかしむかしの秋の声 中川宋淵 杜甫草堂煙草ばら売り秋の声 杉本 寛 盲春庭筆太の字の秋の聲 八木林之介 伯牙がたつ絃のひびき秋の聲 中 勘助 秋の声あかつき風雨強ければ 山田みづえ 鳥籠の曙はやし秋の声 越中-平水 〜秋の声〜より私の好きな季語と私の俳句 ご感想もよろしくお願いします。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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