5/8ページ目 ◆ 夏木立 夏木 ◆ 5678》植物 父母既になくて頼みし椎夏木 中村草田男 御本社につきあたりけり夏木立 正岡子規 山荘へ駅よりつづく夏木立 小谷久子 鴉ばかり鳴いて住みうし夏木立 渡辺水巴 本堂の開け放されて夏木立 伊藤たけ 門ありて唯夏木立ありにけり 高浜虚子 いづこより礫うちけむ夏木立 与謝蕪村 大夏木日を遮りて餘りある 高浜虚子 傷もまたかく育ちつつ大夏木 上野 泰 父のごとまた母のごと大夏木 富安風生 先づたのむ椎の木もあり夏木立 松尾芭蕉 神太鼓ひびき納めし夏木立 高嶋富子 信濃路は夏木にまじる蔵白く 角川源義 色淡き夏木描ける吾子いとし 中村汀女 雨浸みて巌の如き大夏木 高浜虚子 葬の四五人容るる夏木立 岸田稚魚 大夏木見て過ぐ町の名は穂高 村山古郷 撞き終へし鐘に雨降る夏木かな 渡辺水巴 夏木立幻住庵はなかりけり 正岡子規 又雨の太き糸見え夏木立 星野立子 炎上のあとを止めて夏木立 高野素十 人声に蛭の降る也夏木立 小林一茶(63) 幹に鹽 (しお) 噴きをり島の大夏木 上野 泰 大雨に幹かすみけり夏木立 中田 剛 其の奥に禅堂はあり夏木立 高浜年尾 夏木立生肉檻に投げこめり 山下知津子 山椒魚秘めて林泉夏木立 吉屋信子 屠牛場の屋根なき門や夏木立 夏目漱石(43) 夏木さだかに住み馴れし地と思ふ 飯田龍太 井にとゞく釣瓶の音や夏木立 芝不器男 動く葉もなくておそろし夏木立 与謝蕪村 かしこくも茶店出しけり夏木立 与謝蕪村 淋しさを習ひ覚えて夏木だち 広瀬惟然 蛛の巣は暑きものなり夏木立 上島鬼貫 我に喰せ椎の木もあり夏木立 上島鬼貫 〜夏木立〜より私の好きな季語と私の俳句 ご感想もよろしくお願いします。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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