1/8ページ目 ◆ 烏瓜の花 ◆ 7》植物 浪子の碑浪間に烏瓜の花 早瀬あい子 烏瓜日蔭の花を咲かせけり 成瀬櫻桃子 隣より越え来て烏瓜の花 若林かつ子 烏瓜花あはあはと風の中 丹羽玄子 山の闇来てゐし烏瓜の花 石田勝彦 夢を乗すごとくに烏瓜の花 佐藤鬼房 母の亡き夜がきて烏瓜の花 大木あまり 烏瓜の花は峠の風のいろ 福川悠子 烏瓜よごとの花に灯をかざし 星野立子 ちらちらと風に花あり烏瓜 井沢正江 烏瓜宵の蛾よりも花淡し 水原秋桜子 宵寝してふはふは烏瓜の花 佐々木 咲 烏瓜花もやもやの真かな 伊藤 格 切り岸の月まつ花の烏瓜 塩谷はつ枝 闇顫へつつ花ひらく烏瓜 千代田葛彦 烏瓜花透きとほる雨過ぎつ 内山 亜川 ◆ 含羞草 おじぎそう ねむり草 ◆ 78》植物 いま欲しきもの問はれをり含羞草 石田あき子 不可解の世に処す術や含羞草 老川敏彦 含羞草いつも触れゆく看護婦あり 石田波郷 含羞草とは気付かずに触れしかな 湯川 雅 含羞草ねむらせ眠りたくない子 河野美奇 含羞草夜は文机にやすまする 石川桂郎 眠草眠りつくまで窓に置き 神蔵 器 眠草静かにさめるところかな 山田美好 花つけて勘の鈍りし含羞草 藤丸紅旗 風ふれし葉を半たたみ含羞草 向井曽代 ねむり草睡れるままに植ゑらるる 奈良文夫 ◆ 犬枇杷 いぬびわ ◆ 犬枇杷にほとばしり落つ厨水 戸川稲村 犬枇杷の熟れて駄菓子の鉄砲玉 松崎鉄之介 犬枇杷や八犬伝の砦あと 藤井圀彦 〜〜より私の好きな季語と私の俳句 ご感想もよろしくお願いします。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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