6/8ページ目 ◆ 博多祇園山笠 ◆7/15》行事 山笠を舁く脚に力が入り揃ふ 岡部六弥太 山笠人形眦の向きみな違ふ 鮫島春潮子 山笠飾るはじめの棒を横たふる 林 十九楼 追山笠のすみたる暁けの鎮み能 江口竹亭 山笠が立てば博多に暑さ来る 下村梅子 博多山笠男走れば街動く 鮫島康子 飾り山笠見し夜のあら煮旨かりし 堀之内末子 朝山笠や大きな肩の揃ひたる 津上清七 初寄りの山笠の法被の強かりし 中野賢二 大太鼓の音を合図に東雲の 四時五十九分走れ!山笠 恒成美代子 四ツ足を啖ひて祇園山笠へ 小川軽舟 ※啖ひて くらいて 人よけて氷塊通す飾山笠 伊藤てい子 追山笠に山門あけて承天寺 小原菁々子 ふるさとの山笠立てる博多駅 下村梅子 舁山の漢渾身宙にらむ sak**238* 町内の老若統べて山笠動く sak**238* ◆ 祇園会 ◆ 7》行事 祇園会の一力の釜懸りけり 河本 和 祇園会や二階に顔のうづ高き 正岡子規 祇園会の過ぎ田に殖ゆるかぶとえび 田口彌生 祇園会や飾り屏風も巡行図 南光翠峰 祇園会や吾も綱曳き鉾動く 饗庭 洋 祇園会や古き錦に汗の玉 青々 祇園会や万灯たてて草の中 鬼城 祇園会の山の名知れりみな知れり 松尾いはほ 祇園会や錦を濡らす通り雨 田中王城 祇園会の鉾の遥かにチヨモランマ 和田耕三郎 祇園会や胡瓜花さく所まで 超波 祇園会や真葛が原の風かほる 蕪村 祇園会の児並び行く朱傘かな 中川四明 祇園会や黄金の巴銀の月 大釜菰堂 祇園会の真只中のポストかな 黛まどか 祇園会や千の乙女に千の櫛 有馬朗人 祇園祭の日焼残りて勤めいる 田川飛旅子 一泊の祇園祭の祗園かな 金井綺羅 出嫌ひの祇園祭にうかれ出し 峰山 清 祇園祭勇壮に辻廻しけり 岸 信子 暁の雨上がりて祇園祭かな 三村純也 この辻を回せば祇園祭すむ 後藤比奈夫 祇園祭シュッと注射の空気抜く 松本恭子 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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