3/19ページ目 ◆ 朝焼 ◆ 78》天文 牛乳煮るやラヂオの小鳥朝焼に 石橋秀野 朝焼や波の奪ひし鴉の餌 鈴木真砂女 高速路交叉して街朝焼す 村田 脩 朝焼によべのランプはよべのまま 福田蓼汀 鳩とゐて朝焼雀小さしや 石田波郷 屋上に見し朝焼のながからず 加藤楸邨 朝焼の褪せてけはしき街となりぬ 加藤楸邨 朝焼の雲海尾根を溢れ落つ 石橋辰之助 雪加鳴くや朝焼ながす放水路 黒木野雨 朝焼のいまの極みの怒濤かな 望月たかし 朝焼の水場へ降る嶺泊り 小林碧郎 ホップ摘む細目乙女や朝焼に 原 柯城 朝焼の染めし青さに栗のいが 長谷川素逝 朝焼に染りし綿を摘みにけり 西尾西山 朝焼のいつしか雨の紅の花 井桁蒼水 朝焼の波飛魚をはなちけり 山口草堂 朝焼の竹ひしめくやわかれんと 加藤楸邨 荒地すすむ朝焼雀みな前向き 西東三鬼 朝焼に通風筒は並立てる 山口誓子 朝焼や杳かに過ぎしものの声 山田みづえ 椰子の丘朝焼しるき日日なりき 金子兜太 愛欲るや黄の朝焼に犬佇てり 金子兜太 朝焼やラヂオ散りにしひとの名を 中島斌雄 茶柱や朝焼栄ゆる外も内も 山口草堂 鷹現れて朝焼雲の押寄する 山口草堂 〜朝焼け〜より私の好きな季語と私の俳句 ご感想もよろしくお願いします。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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