5/8ﾍﾟｰｼﾞ目 ◆ 時鳥 ④ ◆ ほととぎす雨の夜明けはまだ遙か 吉村ひさ志 ほととぎす風鈴はづして待つ夜かな 尚白母 ほととぎす鳴いて入りけり南禅寺 立花北枝 ほととぎす鳴きて遠めく山の滝 飯田蛇笏 ほととぎす鳴く音や古き硯箱 松尾芭蕉 ほととぎす鳴く鳴く飛ぶぞ忙はし 松尾芭蕉 ほととぎす麦の月夜は薄曇り 麦水 ほんにほととぎすと鳴くほととぎす聞きたまえ 荻原井泉水 わするなよほどは雲助ほととぎす 與謝蕪村 墓山を囲む夕山ほととぎす 馬場移公子 夏至の雨山ほととぎす聴き暮らし 田村木国 夕月は樹海の孤舟ほととぎす 那須乙郎 巌づたひ島の子帰るほととぎす 小原菁々子 戸の口に宿札名乗れほととぎす 松尾芭蕉 浅間田の月夜を騒ぐほととぎす 前田普羅 畦もどる親馬仔馬ほととぎす 木村蕪城 目には青葉山ほととぎす初鰹 山口素堂 神に嫁す朝ほととぎす声かぎり 角川源義 郭公(ほととぎす)なくや雲雀と十文字 向井去来 時鳥山桑摘めば朝焼くる 芥川龍之介 四軒屋を村と呼びけり時鳥 内藤丈草 谺して山ほとゝぎすほしいまゝ 杉田久女 ▲俳句画像.jpg ◆ 番外編 ◆ 【和歌】 夏の夜のふすかとすれば時鳥 なく一声にあくるしののめ 紀貫之 ▲和歌画像.jpg 【短歌】 ほととぎす鳴くに首あげガラス戸の外面を見ればよき月夜なり 正岡子規 ～時鳥～より私の好きな季語と私の俳句 ご感想もよろしくお願いします。 [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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