1/8ページ目 ◆ 四十雀 ◆ 45春夏》動物 暫くは四十雀来てなつかしき 高浜虚子 飛島川夕日をながし四十雀 吉向宗心 遠き日のやうにひねもす四十雀 小林むつ子 四十雀一つの芸を繰り返し 浜川穂仙 芝舞台日雀山雀四十雀 星野紗一 少年の影克明に四十雀 飯田龍太 老の名のありともしらで四十雀 松尾芭蕉 むづかしやどれが四十雀五十雀 小林一茶 いつ見ても二羽で来てをり四十雀 船坂ちか子 四十雀群れをり墓地買ひ置かむ 石田波郷 追ひすがり追ひすがり来て四十雀 石田波郷 山晴るる日は呼び合ひて四十雀 中島畦雨 色変へぬ松樅檜四十雀 福永耕二 松かさのかさりと落ちぬ四十雀 村上鬼城 四十雀つれわたりつゝなきにけり 原 石鼎 洟水 (はなみず) もをさまり四十雀が啼く 臼田亞浪 〜四十雀〜より私の好きな季語と私の俳句 ご感想もよろしくお願いします。 ◆ 鴉の巣 ◆ 456》動物 クローバに昼寝ホプラに鴉の巣 西本一都 針金のハンガーも見え鴉の巣 平林孝子 有耶無耶を持ちきて組めり鴉の巣 大石悦子 野烏の巣にくはへ行木芽かな 高井几董 松葉掻きよせあり鴉巣を構う 長谷川かな女 尾を引いて地に落つ雨や鴉の巣 長谷川零余子 巣づくりを投げ出し鴉睦みゐる 大島民郎 巣つくるや憎き鴉も親ごゝろ 加舎白雄 鎮守さまだけご存じの鴉の巣 鷹羽狩行 巣鴉をゆさぶつてをる樵夫かな 大須賀乙字 ※樵夫 きこり 巣鴉や春日に出ては翔ちもどり 芝 不器男 ※翔(た)ちもどる 恐る恐る巣を離れては慌てて両羽を広げて翔んで帰る巣立ち直前の可愛いらしい様子です。 〜鴉の巣〜より私の好きな季語と私の俳句 ご感想もよろしくお願いします。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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