2/8ﾍﾟｰｼﾞ目 ◆ 代田 代田掻 ◆５６地》生活 ※ 代田(しろた)は、地理／代田掻(しろたかき)は、生活に分類される季語です。 水増して代田ひしひし家かこむ 上田五千石 鳶舞ふ代田に水の漲りて 嶋村博吉 代田うつ鍬やあげをる水煙 高浜虚子 腰たるき百姓歩む代田べり 山口誓子 さざ波の尽ることなき代田かな 平松京師 声あげて水の入りゆく代田かな 中村亀代 滝壺の水わけあひて代田掻く 山田信夫 蝌蚪のゐる方が代田の水なりし 市場基巳 くつがへるゐもり幾つや代田掻 藤原たかを 山影を沈めて峡の代田掻 藤澤美代 山鳴りのゆゆしき裾の代田掻 小西藤満 掻き了へて代田に残る耕耘機 小比賀三重子 代田掻汗と光を撒き散らし 相馬遷子 犬交る代田を荒く月照らし 秋元不死男 代田とは腰から老いてゆく聖地 櫂未知子 もののふの墓をちこちに代田掻く 太田 嗟 代田出て泥の手袋草で脱ぐ 西東三鬼 山国の代田ひかりを深く呑み 雨宮抱星 牛かへり馬のこりたる代田かな 石田波郷 八方に謝して代田の水満たす 影島智子 一枚づつ代田仕上げて神の水 影島智子 代田打つ泥足太陽はばからず 影島智子 鴉の子代田の水をおそれけり 石田勝彦 一枚の夕べの月の代田かな 岡本求仁丸 [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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