7/9ページ目 ◆ 夏めく ◆ 56》時候 夏めいてくる鏡台のあたりより 黛 執 夏めきし港にまがる甃(石畳) 上村占魚 夏めきて人顔見ゆるゆふべかな 夏目成美 夏めくとひそかなものに鹿の脚 長谷川 櫂 夏めくやひそかなものに鹿の足 長谷川 櫂 夏めくと木椅子一つをもちだしぬ 松林央子 夏めくや出窓に飾るガラス玉 山下典子 夏めくや化粧うち栄え嬖(おもひもの) 高浜虚子 ※お妾さん 夏めくや夜風と呼びてなつかしく 仁平 勝 夏めくや海より生れしいろの蝶 朝倉和江 夏めくや葡萄酒の白冷しをり 角川春樹 夏めくや霽れ雷のひとつぎり 飯田蛇笏 ※晴れ雷 季無しの簾ながらに夏めきぬ 岡本 眸 渓に樹つ朴一樹野に夏きざす 飯田蛇笏 うつむけば人妻も夏めけるもの 長谷川春草 ゆくほどに夏めく風の岬かな 倉田紘文 病妻に街夏めくを告ぐるのみ 有働 亨 草鞋して夏めく渡舟去る娘かな 飯田蛇笏 〜夏めく〜より私の好きな季語と私の俳句 ご感想もよろしくお願いします。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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