6/9ページ目 ◆ 麦の秋 ◆ 56夏》時候 麦の秋雀等海に出てかへす 山口誓子 警報機のみの踏切麦の秋 長田久子 ▲俳句画像.jpg オレンヂの幼稚園バス麦の秋 榎田きよ子 麦秋や詩人は工場より来る 熊坂てつを 汽車の扉を手で開け降りる麦の秋 堀之内和子 バター溶く鉄鍋重し麦の秋 伊藤京子 我とともに老いたる牛や麦の秋 久品 太 駅待ちのタクシー 一台麦の秋 杉本寛 ▲俳句画像.jpg 麦秋や子を負ひながら鰯売り 小林一茶 乳ぜり児の声久久に麦の秋 林ヨシ子 麦秋や何におどろく屋根の鶏 与謝蕪村 麦秋や狐ののかぬ小百姓 与謝蕪村 麦の秋朝のパン昼の飯焦し 鷹羽狩行 麦秋やうつらうつらと在所唄 芥川龍之介 麦秋の島々すべて呼ぶ如し 中村汀女 鞭鳴す馬車の埃や麦の秋 夏目漱石 麦秋へ犬猫散って父も散る 坪内稔典 児の本にふえし漢字や麦の秋 木下夕爾 〜麦の秋〜より私の好きな季語と私の俳句 ご感想もよろしくお願いします。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |