8/9ページ目 ◆ 春日傘 ◆ 345春》生活 春日傘お初天神通り抜け 前内木耳 太神楽小道具箱の春日傘 安住 敦 春日傘たたみて人形寺へ入る 今村ふき枝 春日傘ひとりの影の生まれける 三ケ尻 とし子 つり橋を渡りて湯女の春日傘 飯田法子 はなびらのごときをたたみ春日傘 片山由美子 瀬を落ちる舟にたたみて春日傘 宇佐美魚目 遠出せしごとくにたたみ春日傘 鷹羽狩行 春日傘たたむ小さき眩暈かな 岡本 眸 ▲俳句画像.jpg 旅先に用意のおしゃれ春日傘 稲畑汀子 持つて出て少し日の欲し春日傘 細井みち すぐそこと言はれて遠し春日傘 斎藤美智子 春日傘大きな船の着くを待つ 細川加賀 母の頭に白髪の増えて春日傘 かたぎり夏実 くたびれて来てたたみたる春日傘 久保田万太郎 水郷の水の暗さよ春日傘 柳澤和子 三四郎池のほとりの春日傘 南 桂介 浜の名が好きで来し海春日傘 藤田信子 落柿舎より去来の墓へ春日傘 倉田武夫 春日傘心にいくさあることも 金田初子 春日傘たたむ足下の潮迅し 岸本尚毅 春日傘といふやはらかき影うまる 坂巻純子 みづいろの遠嶺入れたり春日傘 山本千恵子 春日傘思慕の仏と逢ふ日かな 櫛原希伊子 墓の夫に言はぬことども春日傘 関戸靖子
[指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |