7/9ページ目 ◆ 遍路 C ◆ 345春》行事 空港のロビー遍路杖突きをさめ 飯島晴子 うね〜と道あり遍路見えかくれ 星野立子 遍路笠海の青さをいかにせむ 加藤三七子 晩年の母の小振りの遍路鈴 品川鈴子 咋日より今日汗臭き遍路われ 品川鈴子 空海のこと云ふわれは似而非(えせ)遍路 品川鈴子 現世の新聞を読む遍路終へ 品川鈴子 俳小屋の主なき遍路笠ひとつ 山田弘子 ▲俳句画像.jpg 遍路殿と室戸別れや花木槿 橋本夢道 水に泛く藁も遍路の見るものに 藤田湘子 そらまめの黒き目のなか遍路石 沢木欣一 遍路笠脱ぎて仰げり山桜 沢木欣一 げんげ田に沈みて遍路冥利かな 沢木欣一 遍路杖つけば染まりぬ草の青 沢木欣一 山萌ゆる女遍路を一人容れ 沢木欣一 お遍路となるや松風身にひびき 沢木欣一 青饅やこの世を遍路通りゐる 森 澄雄 左手を折りの手とし遍路立つ 山口誓子 この床几吾も休めど遍路のもの 山口誓子 近くある花野も知らず遍路ゆく 能村登四郎 雨の夜の帳場にも居る遍路かな 森田 峠 御手洗をかこむ遍路の白脚絆 森田 峠 遍路いまは通らぬみちの草に蝶 鷲谷七菜子 遍路の荷おろす床几に花の塵 深川正一郎 遍路宿泥しぶきたる行燈かな 芝不器男 松頼にまどろむもある遍路かな 芝不器男 松籟 ショウライ 松に吹く松風のこと、松風の音 ゐこぼれて草藉くもあり遍路茶屋 芝不器男 草を打つ雨を遍路のゆきにけり 藤田あけ烏 大鯉ののたりと池に遍路寺 高井去私 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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