1/10ページ目 ◆ 初蝶 ◆ 34春》動物 初蝶やいのち溢れて落ちつかず 滝 春一 ▲俳句画像.jpg 初蝶や教会いまも木の扉 渡邊千枝子 初蝶や未完の壷の乾きつつ 菖蒲あや 初蝶や磯に遊べば磯の幸 中村汀女 初蝶をかりそめに追ふ雀かな 阿波野青畝 初蝶を夢の如くに見失ふ 高浜虚子 初蝶を見し束の間のかなしさよ 松本たかし 初蝶のくる線香の灰の山 中村和弘 初蝶や丸太打ちこむ牧の門 皆川盤水 耕せば土に初蝶きてとまる 大野林火 初蝶に嶮しき島の石切場 茂里正治 畝立てに初蝶のそふ通し縄 荒井正隆 初蝶の連れ立ちてより高く飛ぶ 矢口由紀枝 ▲俳句画像.jpg 初蝶の一夜寝にけり犬の椀 小林一茶 初蝶や五重の塔の高からず 森賀まり 初蝶や飲食いそぐ人ばかり 齋藤 玄 初蝶に合掌のみてほぐるるばかり 橋本多佳子 初蝶に潮風つよし岬の鼻 福本天心 初蝶に訪ね来られて感謝せり 相生垣瓜人 初蝶のながくかかりて柵をこす 永田耕一郎 初蝶のひらがなあそびきりもなや 井出千二 初蝶の吹かれまぎれぬ二輪草 八木林之介 初蝶や朝より庭にありし子に 中村汀女
[指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |