1/13ページ目 ◆ 四月 ◇ 4春》時候 海鳴りや伊根の舟屋の四月雛 成瀬桜桃子 ▲俳句画像.jpg 思ひ立つ木曽や四月の桜狩り 松尾芭蕉 四月始まる豁然と田がひらけ 相馬遷子 今年又花散る四月十二日 正岡子規 妹の嫁ぎて四月永かりき 中村草田男 妻に茶を注ぎて四月や語らはず 下村槐太 柴山に日々風つのる四月かな 原 石鼎 蕗を煮て四月一日嘘もなし 田中午次郎 水仙に四月雪降る国かなし 有働 亨 氷海に生まれし亀裂四月来る 山本歩禅 蚕豆の花紫の四月かな 三木かめ 雪國に寒のもどりと言ふ四月 長谷川より子 蚊帳釣草逞うなる四月かな 大須賀乙字 ▲俳句画像.jpg 雪降りし四月の冬も終りけり 高木晴子 青春は馬鹿馬鹿しくて四月かな 櫂未知子 鶏鳴に起され四月はじまりぬ 菖蒲あや 鵜の尾岬四月の海霧の押しのぼる 阿部みどり女 鴬の茶畠に鳴く四月かな 船山 机辺四月こころなぐさむ花一壷 石原舟月 受験終へぬ四月となりてゐし朝餉 及川 貞 眼を病みて四月裏道のみ歩く 中川須美子 四月には魚も愚かになると云ふ 相生垣瓜人 雪の上日が交叉して四月くる 永田耕一郎 存分に使う四月の井戸の水 島津 亮 ▲俳句画像.jpg
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