7/7ﾍﾟｰｼﾞ目 ◆ 銀杏落葉 ◆ 銀杏散る 11冬》植物 その墓へ銀杏落葉の道しるべ 吉屋信子 はら～と銀杏落葉の日南哉 村上黍月 わが子出て銀杏落葉を拾へかし 後藤夜半 一色に大樹の銀杏落葉かな 小澤碧童 伝教の植ゑし銀杏の落葉踏む 大場去聖 公務員銀杏落葉を踏みしめゆく 高澤良一 枯葉朽葉中に銀杏の落葉かな 正岡子規 榧の木のあびける銀杏落葉かな 金田眸花 町中に城の銀杏の落葉かな 渋川玄耳 百年の銀杏落葉の日もすがら 杉山三知子 花の如く銀杏落葉を集め持ち 波多野爽波 蕎麦打つを待つ間の銀杏落葉かな 藤原たかを ▲一句画像▼選句画像 蹴ちらしてまばゆき銀杏落葉かな 鈴木花蓑 鳩立つや銀杏落葉をふりかぶり 高浜虚子 銀杏落葉もつとも高きより降れり 黒木野雨 銀杏落葉人が拾へば我も亦 松藤夏山 銀杏落落葉城の裏道明るうす 池田三斗史 銀杏落葉桜落葉や居を移す 芥川龍之介 あそぶ子のいつも同じや銀杏散る 星野立子 ふぶきゆくいてふの金の光かな 山口青畝 そゝけたる梢銀杏の落葉かな 河東碧梧桐 たけなはの大学祭に銀杏散る 森田 峠 七五三形揃へて銀杏散る 百合山羽公 日が射してゐる間の銀杏散り急ぐ 西村和子 朝ばかり日のさす寺の銀杏散る 上村占魚 母と子と拾ふ手許に銀杏散る 高浜虚子 銀杏ちる兄が駈ければ妹も 安住 敦 銀杏ちる童男童女ひざまづき 川端茅舎 銀杏散る明るさ雨の中にあり 池田秀水 顕微鏡はなしたる眼に銀杏散る 山形 理 いてふ散るすでに高きは散りつくし 岸風三樓 ネクタイをする日しない日いてふ散る 草間時彦 [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
友達に教える [編集] 無料ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞ作成は@peps! |
