4/8ページ目 前頁の続き 古妻の屠蘇の銚子をさゝげける 正岡子規 声の似し親子となりし屠蘇祝ふ 前橋春菜 わが齢肯ひがたし屠蘇を酌む 大橋敦子 一年の計まとまらぬ屠蘇の酔 田中こずゑ 九十の父母揃ふ屠蘇の膳 和田郁子 人の世に素直に向ふ屠蘇機嫌 岡本まち子 仰向けの口中へ屠蘇たらさるる 日野草城 六十や高野の屠蘇を賜はりて 杉本 寛 割烹着まるめて屠蘇を受けにけり 白岩てい子 ▲俳句画像jpg ◆ 初暦Aの続き ◆ 新暦心ときめく日のありや 嶋田摩耶子 新暦棒の如きを手渡さる 嶋田麻紀 新暦黄泉に入りたる人の句が 長田久子 海老を煮る火色映れり新暦 脇本星浪 背広着し庭師が配る新暦 西宮正雄 銭足らぬ運勢は嫌新暦 後藤比奈夫 牛小屋の壁にもかけし初暦 大隈米陽 ▲俳句画像jpg [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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