かつきアン 生死の門 ★2017年02月07日(火) 【寒さはつづきますね〜039号 まんさく /俳句の『かつきアン』発行】 寒さのつづく中、あまり人の目に触れることも少ない花木なので、散歩の範囲を越えて咲く万昨は尚更知られることは少ない。 訪ねてみると下駄を穿き玄関を歩く音が聞こえ朝刊をサッシ戸から抜いて鍵を開けてくれた。 『は〜い、』 きりっと朝化粧をした和服美人。 用件を伝えると 『ご苦労さまでした』とちょっと落ち着いた低い声で応えて短い会話が終わった。 「お庭の黄色い花、綺麗ですね」 『あっまんさくね♪まだ細いのに沢山お花がついたの♪』 「なんと言ってもあのツゥ〜ンと来る香り…香水みたいです。匂いで気づきました。」 『花はね〜ひょなひょなですけどね♪』 「もう下に沢山散っててそれからあのいい香りがしてね♪上を見れば細くて黄色い毛糸みたいな花が沢山咲いてました。♪」 『なんか勿体なくてそのまんまにしてますの』 「やぁ花の少ない時期にいいものを見せてもらいましたよ。どうもありがとうございました。さようなら」 『どうも失礼いたしました♪』 花言葉は 「幸福の再来」 まんさくや小雪となりし朝の雨 水原秋桜子 金縷梅 まんさく 万昨 〜植物 【自作俳句】
22:02 コメント(0)/トラバ(0) [コメント / 俳句を投稿] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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