かつきアン 生死の門 ★2017年02月03日(金) 【すでに春へ♪ 035号 節分 /俳句の『かつきアン』発行 】 節分が近づく頃になると『雪と猫』の思い出が蘇る。 若い頃から雪国には憧れていた。それに自由な猫のいる風景にも憧れた。この二つの憧れが同時に体験できるのが節分のころになる。 『おぅ!なんだ?』 階段の小窓を開けると雪が降り積もって静まりかえったベランダ庭で何か動物が意を決してか、あるいは踏み外して落下したのか、物置棚から落ちそうになって材木の倒れるような音をさせドンとジャンプしたようだった。 しばらくすると、その音の正体が窓から見える位置に現れた。『こいつか…』 可哀想に大きなお腹をして雪に引きずってノシノシ歩いてきたのは野良の三毛猫だった。 『う〜む…』 『しかし珍しいものを観たな…』 ひと月ほどして、その三毛猫は私のあぐらのすぐ傍らに可愛らしい仔猫を一匹くわえて置いていき、すぐもう一匹を玄関に置き、すでに死んでいる仔猫は二階のダンボール箱に入れていた。 『こいつ頭が冴えわたっとるなぁ…。ほんまよく観察されとったんやなぁ…』 まぁ四つ足の『母』と言う『鬼』が、可愛い『福』を運んで来るまでに至った節分前後の出来事がいつも蘇ってくる。 今日は2月3日 節分〜時候〜 【自作俳句】
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