【明るさを… 名が付かぬ… (季語) 昼顔】 明るさをなほ昼顔は眩しくす 名が付かぬ犬昼顔に遠くあり ある老夫妻が住む家を訪ねると、綺麗にコンクリート舗装されたガレージに、低い城壁風の白壁フエンスで囲まれた目隠し松が剪定されて、門外から舟倉風の屋根付き車庫も見えていた。 屋根付き車庫には、ビーグル犬の少し大きくなった子犬はいたが、何故か吠えなかった。 また松の植木の下草から昼顔がグングン伸びて夜でも白いガレージの脇を這っていた。 縁有って出入りさせてもらい、ある夕方ワンちゃんの名前を聞くと『まだ付けとらん』と言って笑っていた。 まるで預かり犬のようで…『僕は誰? 私は何処から来て何処へ行くの?』と吠えもせず前足を人にもたれかけて聞いているようだった。 犬も人と同じで、名前を貰わないと自分がどう生きて良いのか決まらないようだ。 〜植物〜分類へ [感想を書く] [最新順][古い順] 感想はありません <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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