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リレー小説
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追いかけはじめた はずだった。 パンッ! 体全体に衝撃が走り、胸の辺りから焼けるような痛みが男をおそった。 「へ?…いたい?、…痛ぃ、痛いあがあ、があ痛あぁ、かぼぼがぁっ…がほっ……がっ……!?」 肺から出血した多量の血液が男の気道を塞ぎ、呻き声を強制的に押さえ込んだ。 (撃た…れ……た?……一体、…ど…こ……か……ら………) 薄れゆく意識の中で男が最後に聞いた音は聞き慣れた、乾いた銃声だった。 「さすがだね!キーくん!」 「でも、一発で仕留められなかった。」 「だけど一発目もしっかり急所に当たってたし、どちらにしろ致命傷だったよ?」 「一発で即死させるつもりだった。そうする方が苦しまなくていい。」 「キーくんって、優しくないけど甘いよね。だから私はキーくんが好きなんだけどね〜!」 「わかったから、お前の作業もどれよ。」 「は〜い」 柊宅の斜め前の家、そこがジョンと美月の家だった。 <笹原探偵事務所> それが彼らの表向きの仕事だった。 そして裏では殺し、密輸から人さらいまで通常では犯罪であることを行う正に何でも屋である。 そして今は表側からの依頼者により、巷でも有名な失踪事件について調べている所であった。身内がさらわれた事もあり、彼らはいつも以上に真剣だった。 「で、なんか出たか?」 「いや〜、まださっぱり駄目だね。全て暗号化されてて、これを解くには3日ぐらい欲しいね。」 「それでは、時間がかかり過ぎるな。1日で出来ないか?」 「難しいねぇー。かなり暗号複雑だし、なによりしんどい。」 「…そうか、」 「うん」 「ハーゲンダッツの新作アイス、買って来てやろうと思ったんだが…。しんどいしな、やめてお 「よし、半日で終わらせよう!この美月さまを、ナメるなよ〜。うりゃああー。」 「単純だな、おまえは」 「それほどでもー。」 「あ、ジョンさん。死体の片付け終わりましたよ。」 「おぉ、さすが恭平。早いな。」 「早くないと意味が無いですからね。」 コーヒーを煎れにリビングへと向かったジョンを出迎えたのは笹原の弟、恭平だった。 「で、今日どうだったんですか。」 「何がだ?」 「隠さないで下さい、わかりますよ。師匠の所へ行かれたんでしょう?」 「あぁ。話を聞きたいか?」 「えぇ、ぜひ。」 「なら少し待ってな。美月にコーヒーを渡して来てからだ。」 そしてその後、ジョンの話がはじまった。
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