1/5ページ目 第九話 平穏が続いた生活に、突然やって来た転入生。 彼は、行方不明になったというエミリオン国のサックス王子だった! 「あれが、王子…」 鈴原はじっとサックスを見つめる。 「どいつもこいつも私のイメージする王子と違う…」 彼女の想像する王子とは。 流れるようなブロンドの髪は無駄にくるくるとカールを巻き、ちょうちん袖に赤マント、白いタイツにかぼちゃパンツ。 常に背景に薔薇を咲かせ、白馬に乗って「ジュテーム☆」などと愛を囁く… 「…そんな風なのを期待していたのだが。」 「悪い事は言わん。その王子像早く捨て去れ。」 リュートもサックスも、その想像図とはえらくかけ離れていた。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |