1/5ページ目 第八話 グライドに連れ去られた鈴原達も無事戻って来て、しばらく平穏な日々が続いていた。 今は学校の休み時間。 彼女もぼんやりと窓の外を眺めたりして… 「…だからさ、オレはそう思うんだけど…」 そんな速水の声も右から左。 「くぁ。」 と、小さな欠伸をひとつ。 「聞いてねぇな、こりゃ…」 速水はさっきからずっとこんな状態でいまいち元気がない彼女を見兼ねて、何でもいいから話題を探しては話しかけているのだが、 「…おい、鈴原?」 「む。」 ようやく気付いたらしい。 「…いたのか。」 「さっきからずっとな。どうした?ぼーっとして…」 「男の事を考えていた。」 ガタン。 「「男ぉ!!?」」 少し離れた席に座っていた宮村も立ち上がる。 「あーあ…」 これはまた一波乱あるな。 蓮はなんとなくそう感じていた。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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