1/5ページ目 第七話 「いい加減、飽きたな。」 冷たい牢屋の中で、鈴原は呟いた。 連れ去られて、囚われの身となった今、本当ならそんな事言える立場ではないのだが、 「なぁ、ビオラ。」 彼女は隣に座っている、可憐な美少女に話しかける。 普通なら怖くて震えている場面だが、 「じゃあそろそろ脱出しません?」 軽く返答した彼女は、けろりとしていて。 「さんせーい♪ボクもコードに会いたいし☆」 ハープも元気良く賛同する。 「脱出もいいが…その前にやる事があるな。」 剣を片手に、不敵に笑う鈴原。 少なくとも、囚われのヒロインという感じではなかった。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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