1/5ページ目 第二十二話 「アンタは…やっちゃいけない事をした。」 普段の彼からは考えられないほど低く、静かな声。 「ひとつは前に、ボクとコードを引き離した事。もうひとつは…」 ハープはちらりと傍らに横たわる相棒を見た。 傷だらけで、ぐったりとしている。 (ゴメンねコード…ちょっとだけ、昔のボクに戻るよ…) 一瞬そこで悲しげな瞳をするが、それもすぐに消え、 「…コードを傷つけた事だ!」 キッと、正面のグライドを睨みつける。 「アンタは絶対に許さない…」 「許さなかったらどう」 ゴッ!! グライドが言い終わる前に容赦なく爆炎が襲った。 「うひょゥ!? ちょっ…まだセリフが!!」 「うるさいなぁ。誰が喋っていいって言った?」 もはやギャグの入り込む隙のないほど豹変したハープ。 彼の操る炎が、巨大な龍へと形を変えた。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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