1/4ﾍﾟｰｼﾞ目 第二十一話 薄暗い城の中。 敵の拠点だけあって、そこは魔物の巣窟であった。 「蒼桜斬！」 ズバッ！ 冷気の剣が魔物を一閃する。 斬撃の後には氷の欠片がきらめき、桜の花びらのように舞っていた。 「今思いついて命名したんだが…悪くないな。」 「姫様かっこいい～☆」 一方。 「どりゃあぁぁ！ ツッコミ六連!!」 スパパパパパパーン！ はりせんが魔物達をまとめてはたく。 速水の見事なツッコミの前に、敵はあっけなく崩れおちた。 …といっても、誰もボケてはいないのだが。 「………」 「か、かっこいいよ、マコト…」 アレグレットが必死にフォローする。 「いいんだよ、気を遣わなくたって…」 こんなんでも、決戦の地である。 [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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