1/5ページ目 〜コラボってGO☆留学生がやって来た〜 「………なんかこのツッコミ前にやった気がするんだけど…なんだこのタイトルは。」 「まぁ、そのまんまだな。ちなみに今は『ぶら☆夢』の世界ではなく作品ごちゃまぜカオス学園モノの『夢彩学園』の方だ。」 「またエラくぶっちゃけ&端折った説明を…読者がついて行けなかったらどうするんだよ鈴原。」 どんな所でもマイペースを貫く凛とした美少女…幼馴染の鈴原の言葉に、どんな所でもツッコミを忘れない少年…速水はやはりツッ込んだ。 すると彼女はゆっくりとこちらを向き、全てを魅了する女神のような微笑みで、 「知るか。」 「読者・ザ・置いてきぼり!?」 …とまぁ、これがいつもの彼等のやりとり。 ここ夢彩学園、1年A組の名物なのであった。 「こら速水、HR始めるぞ?」 速水達の担任、ファングが苦笑する。 微笑ましいと思う反面、教師としては話が進まないのが困りものだ。 「う、なんでオレだけ…」 「日頃の行いと役割的なモノだ…まぁ有り体に言えばそれはお前が」 「速水だから、だろ?…はぁ…」 などと隣同士の席で漫才を繰り広げていると、ふいに教室のドアが開いた。 そして現れたのは、クラスの誰もが見覚えのない銀髪の少年だった。 「む…誰だ?」 「転入生か? ファングせんせー」 速水の後ろの席から金髪の少年、ルーツが身を乗り出す。 「惜しいな、正確には…」 「律空学園から来ました、シリエルです。これから一週間、この夢彩学園で留学生として学ばせていただきます…よろしく。」 シリエルはそこまで言うとペコリと一礼する。 「留学生かぁ…」 「そういう事。席は…速水の隣が空いてるな。」 ファングに促されて速水の隣、鈴原とは反対側の席にシリエルが向かう。 「…速水、って言うの?」 「ああ、速水誠だ。よろしくな、シリエル。」 「シン、でいいよ…マコト。」 爽やかに迎える速水に、ニッコリと微笑むシリエル。 「…それが恋の予感だという事に、少年が気付くのはまだまだ先の話…」 「こらそこ、変なナレーション入れるな。」 なにはともあれ、こうして一週間の物語が幕を開けた。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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